さて、問題はここからだ。
常識は何処へ?
端から常識など存在していなかったのに其れを説くの?
-------------------------------------
確実に死ねる方法を考案してみよう
腐った臓腑をえぐり出して
空から、ぶちまけて
多分、僕は泣きながらあの人に恋う、確実に
どうなるだろう。最後は空が良く見えればいい。
-------------------------------------
空に手を伸ばしても
かの神はこの手を取ってはくれやしないのだろう
諦め
-------------------------------------
まさか、その言葉に彼は笑った
嘘だ、そう叫ぼうとした言葉は霧散する
酷く鈍く痛む喉元からひゅうと掠れた音がする
あぁ、そうか、声など届いてやしなかったか
絞められた喉元に生理的な涙が出た。
愛していたとそれでも云えた
-------------------------------------
静謐の中でも
傍には誰かが居て静かに愛を囁いていた
泣き叫んでも
憐れみの視線も、軽蔑の視線も無く暖かく
それが、虚偽の空間とも知らず
安堵し、白いシーツと太陽に包まれて眠る
昼の光は僕には強すぎる。
妄想と虚構と現実すら区別付かずに溺れて。
昼に目を覚まし、呼吸を始める事を求めている。
-------------------------------------
いいよ。
一度ロシアンルーレットでもしようじゃないか。
あぁ、そうだな、なら賭ける物は一杯のコニャックでどうだい?
命って酒と同じくらいだよ、きっと
だって終るだろう?
-------------------------------------
蝶の羽を千切って。
殺されるなら、本望。
違う、か。
私は君等を殺してしまいたいんだ。
だって、どうせ居なくなってしまうのだろう?
どうすれば傍にいてくれる?
□ delate
勘弁してくれ